住友商事、太陽電池材料で中国企業と提携

住友商事、太陽電池材料で中国企業と提携
　
住友商事は太陽電池用のシリコン材料を製造する中国企業と資本・業務提携した。住商が中国企業に一部出資し、製品販売や顧客開拓などで連携する。半導体にも使われるシリコン材料は世界的に品不足状態が続いており、太陽電池メーカー各社の増産の足かせにもなっている。今回の提携先企業は日本の太陽電池生産量の1割程度をまかなえる規模を持っており、住商は安定調達体制を整えて太陽電池メーカーとの取引拡大を狙う。

住商が提携したのはソーラーギガ・エナジー・ホールディングス（登記上の本社所在地は英領ケイマン諸島）。住商の出資は3億円前後、比率は3％前後になったもようだ。(07:00)