2007年9月3日 星期一

三菱ガス化学、無色透明PIフィルムの量産開始

三菱ガス化学、無色透明PIフィルムの量産開始
 三菱ガス化学は29日、平塚研究所(神奈川県)の無色透明ポリイミド(PI)フィルム「ネオプリム」のセミコマーシャル設備(月産能力5000平方メートル)が完成、量産を開始したと発表した。ネオプリムは、PI特有の280度Cの高温に耐えつつ、全光線透過率90%を実現する光学特性から、ガラス基板に代わる電子デバイスとして期待されている。これまでのサンプル出荷で光センサーなどの小型電子部品用途でガラス基板代替として採用の動きがあったが、量産化により拡大が期待されるほか、従来は十分な量を供給できず基礎評価にとどまっていたフレキシブルディスプレイパネルや太陽電池など大型用途でも評価の進展につなげる。同社では11年度までに同事業を月10万平方メートル規模に拡大する考え。
 [化学総合] 

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